カラダのこと 症例報告

ぎっくり腰は急になるものではありません!カラダの負担を減らすことの大切さ!

2025年に沖縄市で整体院開業に向けて活動しています、理学療法士の長嶺です。

長崎から本拠地である沖縄に移住して数日経過しました。

移動して数日ですが、ちょくちょく施術を受けにきていただけており、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

今回は、ぎっくり腰の方の対応をしたので、ぎっくり腰に対しての対策などをブログにまとめていきたいと思います。

かずき

本当に大変だからこそ、ギックリ腰の改善策を知りましょう!

ぎっくり腰を和らげるためにしてほしいこと!

ぎっくり腰になったことのある方はわかると思いますが、ある日何気なく物を持ったり、動いたりしていると、突然腰がグキっと言ってしまい、そこから痛みがどんどん強くなり大変なことに…。

僕も10年ほど前に1度経験したことがあるのですが、その時は重くもないゴミ袋を持った時に、グキっと痛めてしまいました。

かずき

本当にこんな軽いもの持ってもぎっくり腰になるの!とびっくりしました汗

すごく腰の痛みも強く、立っていられないほどだったので、その日は仕事も急遽お休みすることに…。

家でも座ることも動くこともできず、壁にもたれかかってキツさを耐えていたのを覚えています苦笑

しかも次の日は県外に出張、僕が楽しみにしていたヨガの研修。

何がなんでも動けるようにならないといけない…。

そのために僕が具合を良くするために行ったことは、「とにかくカラダを温める事」でした。

ぎっくり腰や炎症による痛みが起きた場合、患部を温めるか冷やすかの議論が持ち上がりますが、結論としてはケースバイケースで、

今ある痛みを感じにくくしたいのなら冷やすことから

早く痛みの原因である炎症を改善させたいのなら温めることが大事だと考えています。

温めることで、細胞内のカラダの黄づついた組織を回復させる機能が働くので、怪我や痛みが早く回復しやすくなります。

ただ、温めることを優先すると、その場での痛みが強くなることもあるので、現在の自身の状態に合わせて処方を行うことが大事だと考えています。

僕の場合は、早く動けるようになりたかったので、浴槽に浸かるなどしてしっかりと休息を取るようにしました。

そのおかげで翌日には痛みはあるも動けるように。

ヨガ研修の時にはさらに動けるようになっておきたかったので、移動先の腕ききの先生のところでカラダを見てもらうことにしました。

ぎっくり腰は急に体に起きる問題ではありません!

ぎっくり腰は、急にカラダに痛みが生じる問題だと考えている人が多いと思いますが、実はそうではないのです。

ぎっくり腰は、普段からその場所にストレスが生じているがゆえに起こる問題なんです。

人間の体ってすごくて、少し動きが悪いところでも他の部位でカバーできてしまうぐらいの柔軟性があります。

しかし、そのカバーできるところにストレスがかかり続けると、その部位ばかり使いすぎてしまい、結果限界を迎えてしまった後に痛みが強く生じることになってしまうのです。

そのストレスのかかる部位も、筋肉だけでなく内臓の問題など様々。

実際に僕がぎっくり腰でセラピストに診てもらった時には、内臓へのストレスがぎっくり腰に関連しているとのことでした。

実際に治療をしてもらった後は、痛みはあるけどヨガなどの運動するには問題ないぐらいまで痛みが減っており、翌日のヨガの研修にも無事参加することができました。

そのため、ぎっくり腰を治療する際は、痛みのでている場所だけでなく、その痛みを出している場所がカバーしている部分まで介入していく必要があるのです。

痛みをなくすよりも、動きやすくする関わりを

僕がぎっくり腰の方と関わる際、痛みをなくすよりも、まずは体が動きやすくなるように調整を行います。

痛みに関しては炎症なども生じているため、その場で全ての痛みを取ろうとすることは難しいと考えています。

それよりも、無理をしているカラダの部分がこれ以上無理をしないようにカラダを整えて、動きやすい状態にすることで、生活もしやすくなるし、負担が減った結果痛みの治りも早いと感じています。

先日もぎっくり腰の方を対応したのですが、カラダをチェックしてみると、右の肩や肋骨部の動きが硬くなっており、結果腰に負担がかかってしまっている状態でした。

そのため、肩周りをしっかりとケアすることによって、施術前は振り向けなかった後ろも向けるようになリました。

このように、ぎっくり腰のケアは、痛みのあるところだけでなく、カラダの負担を改善させることがとても重要になると考えています。

ぎっくり腰でお悩みの場合、温めるなどの身体のケアをしながら、身体のケアも検討してみてくださいね。

-カラダのこと, 症例報告