2025年に、沖縄県うるま市、沖縄市で整体院を開業予定、現在は長崎県島原市在住の長嶺です。
2月も末になりようやく暖かくなってきたのと同時に花粉症の兆しが…!
しっかりとケアをして予防していきたいです。
今回は「カラダが緩むと心も緩む」ということを記事にしたいと思います。
一見関係なさそうに見える心とカラダ。実は大きな関係があるのです。

イライラが強くて止まらない人にほど見てほしい!
カラダがガチガチになると心の余裕もなくなってしまう
色々な方の施術に入らせていただいて感じるのは、カラダがガチガチの時は、心の余裕もなくなってしまう人が多い、という事。
具体的に書くと、
・表情が固く、無表情に近い
・無愛想な印象を持たれやすい
・カルテ等に記載をお願いすると簡単、乱雑に描かれる
・無意識での近づいてくるなオーラーが非常に強い。
というような、人を受け入れなくなるような緊張の仕方をしている人が見られます。
この場合、この人が元々そのような性格なだけではなく、本人も無自覚の状態で、それでもなんとなくイライラしたり、意識していないのに態度が悪くなってしまう、というケースも多々見られています。
このように心の余裕がなくなってしまう原因の一つが、「カラダが頑張りモードに入ってしまい、常に戦うモードに入ってしまっている」です。

このブログでは、カラダの運動を調整する自律神経の大切さをずっと書かせていただいていて、
カラダが行動するための交感神経と、カラダをゆっくり休ませる副交感神経がお互いに働き合うことで、カラダの機能を調整し合っています。
しかし、現代社会では、ほとんどの方が交感神経が働きすぎて、常に頑張りモードで生活していることが多い状態。
交感神経系が頑張っている状態は、自然界でいうところの、天敵から逃げたり、獲物を捕まえたりするような命に関わる状態の時。
カラダを興奮させるアドレナリンなどのホルモンが出ている状態なので、他人に対しての態度は気にする余裕はなく、自分の事で精一杯。
そのため、心に余裕がなくなっている人はすごく多いと感じています。
その人の性格の問題だけではなく、現在のカラダの状態が他人を受け入れられる状態を作ってしまうのです。
第一印象で決めず、背景を読み取ろうとする
実際に、僕の整体を受けてくださる方も、初回はこのように無愛想な状態できたり、すごく拒絶感が強い状態で来られる人も少なくありません。
そういった方と関わっていく中で意識していることは、「今の状態がその人の全てではなく、その人の背景を確認しながら施術を行う」ようにする事。

その人の人間性が元々とっつきにくい人なわけではなく、どんな問題が現在のその人の状態を作っているのかを読み取ろうとすることが大事なのだと考えています。
カラダと心の問題って、イメージすると玉ねぎのように、色々な問題の層が積み重なって現在の状態を作っています。
なので、表面に見える層だけでなく、少しづつ解いていくと、その人の本来の姿が見えるようになってくる、という事を感じています。
実際にいろいろと話を伺っていくと、心の余裕が少なくなってしまっていると感じている方は本当に頑張り屋さんがすごく多いです。
家のことや仕事のこと、本当にその人なりにすごく頑張っている。
だけどその頑張りにカラダがついていかず、無理をしてしまう…。
肉体的にも、精神的にも緊張を強いられてしまうことがとても多く、結果カラダも心も疲労してしまう…。
そういった方がとても多い印象です。
なので、僕がこのような方に関わる場合は、今の状態をみて、「この人はとっつきにくい人だ」と判断はしないようにしています。
その人が今受容できる範囲で、いろいろお話を聞きながら、カラダを緩めていく。
カラダも心も緩められるように働きかける事が非常に大事だと考えています。
カラダが緩むと心も緩む
このようにカラダが緩んでくると、心の方も緩んできて、相手のことを許せる幅が増えてきます。
最初は非常にぶあいそで、無表情だった方も、リラックスが深まるにつれて、自分の話をしてくれたり、今悩んでいることや意識している事といった、自分の中のコアな部分を少しづつ語ってくれるようになります。
そして最終的には、すごく素敵な笑顔を見せてくれるようになったり、ご自身で冗談を言ってくれたりと、だいぶ心を開いてくれるようになってくれることを感じています。
最初無口だった方が、施術終了後楽しそうに色々なことをお話ししてくれた時は、この人の力になれたことを本当に嬉しく感じます。
なので、自分に今人を意識する余裕がない、自分のことしか考えられない、と自分を責めてしまう人がいるのですが、それは今まで頑張ってきたカラダカラダがそのように反応しているだけで、自分のリラックスが深まっていくと変わりますよ、ということをしっかりと伝えていきたいなと考えています。
瀬術の方でカラダを変えることで心の余裕も作っていくことを今後も意識しながら関わっていきたいと考えています。