沖縄県うるま市で、2025年に疲労改善整体の開業を目標に、毎月沖縄で施術会を開催しています、現在長崎県島原市在住の長嶺です。
今回の記事では、「睡眠の質をよくする」をテーマに記事を作りました。
疲労回復のために、大事にしてほしいのが睡眠。睡眠の質が良ければ疲労回復の効果も高くなります。しかし、布団に入ってもなかなか寝付けない…という方も多い印象があります。
実際にクライアント様のカラダを見てみると、疲労や痛みなどの症状の強い方ほど、夜寝付けなかったり、気絶するように寝ていたりと、睡眠の質の改善が必要な方が多い印象があります。
睡眠の質を改善することは、疲労回復に必須です!
今回、睡眠の質の改善のためにできる手段の一つとして、「目に入る刺激を変える」事を紹介したいと思います!
夜寝つきが悪くて、起きても疲れが十分に取れていない…と感じている方は是非意識してみてください。
明るすぎるとカラダが休めない…
まず知ってほしいのは、目と睡眠には深い関係性があるという事です。
僕たちの体の仕組みとして、目や体に日光の刺激が入る事で目が覚め、夜になり暗くなると、カラダが休息モードに入り眠くなるという、一定のサイクルがあります。このサイクルのことを体内時間と言い、太鼓の昔から人間の生活習慣を作ってきた体の仕組みになります。
自分のじいちゃんばあちゃんに話を聞いてみると、昔は今ほど明るくなく、家の中も夜はとても薄暗かったとのこと。夜も明るく生活できる様になったのは、この数十年ほど最近のことなのです。
夜暗くなるのに合わせて眠くなります!
しかし、現代は、明るくなりすぎているがゆえ、「光害」という言葉が生まれるほど明るい事が問題となっております。
夜になっても部屋は明るく、さらに寝る前にスマホなどをみていると、目から光刺激がたくさん入ってくるため、夜は眠くなるはずの体内時計が狂ってしまいます。暗くなり眠りが誘発されるはずの夜に、光刺激をたくさん受けることが寝つきが悪くなる原因になるのです。
特に子どもたちは、夜の室内の明るさに影響されて、不眠や睡眠の乱れが生じている事が最近の研究でわかってきています。夜に明るいだけでも寝つきに大きな影響をもたらしてしまうのです。
また、光刺激が目に入ることで、交感神経が刺激されてしまうことも、眠りの質の低下に影響します。
目の中には光の調整を行う、瞳孔という期間が存在します。
瞳孔は目に入ってくる光の量によって形を変えます。ネコの目をイメージしてほしいのですが、明るい時は目を細めて光の量を減らし、暗いときは瞳孔を広げて光が入ってくる量を増やしたりと調整を行なっています。
そして、この瞳孔の動きを調整しているのが、カラダの運動とリラックスを調整している自律神経になります。
カラダがアクションを起こすために大事な交感神経が働くと瞳孔は開き、逆にリラックスするための副交感神経がはたらくと、瞳孔が狭くなります。
この様に自律神経によ目の光の眩しさを調整しているのですが、夜に活動したり、ゲームを行う、仕事をするといった交感神経が優位の状態になってしまっていると、瞳孔が開いた状態で強い光刺激を受けることになってしまうのです。その結果よりカラダが緊張してしまい、不眠につながる原因の一つになってしまいます。
この様に、私たち現代人は必要以上に光の刺激の影響を受けていて、結果睡眠不足に陥ることも非常に多くなっています。
寝る前は電気を暗めにして生活する!
この睡眠不足を解消する対策として、寝る2時間前にはできるだけ光刺激を入れない様にして過ごす事が大事になってきます。
具体的には、夜間は真っ白な電気では、暖色系のライトを使う、間接照明を使うなどして、できるだけまぶしさを減らす事が重要になります。
寝る2時間前には、ロウソク五本分ぐらいの暗さで過ごす方が、眠りの質が良くなり、早寝早起きにつながると言ったデーターも出ています。
さすがに暗すぎない?
間接照明程度の明かりでも、そこまで暗く感じないですよ♪
また、スマホやタブレッドなども、睡眠前には控える様にします。
画面がまぶしいうえに、集中して画面を見すぎてしまうため、結果カラダのリラックスさせるスイッチが入りにくくなってしまいます。
そのため、眠る2時間前にはスマホやタブレットなどの使用を控えて、まぶしい画面をみない様にする事が睡眠の質を高める事につながります。
以上、質の良い睡眠をとるために大事な「目に入る刺激」を変えることの大事さを記事にまとめていきました。
特に疲れを感じている場合は、しっかりとお風呂に入ってカラダを温めて、寝る数時間前から明かりをくらくするなど、眠りやすい環境を整える事が何よりも大切だと考えています。
それでも疲れが取れない時は、私の方までご連絡ください。あなたにあったケアの方法で疲労改善のお手伝いができればと思います♪