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痛みをとるだけが整体ではない!目標を作ることの大切さ

2025年に沖縄県うるま市、沖縄市で整体院開業予定、現在は長崎県島原市在住の長嶺です。

今回の記事では「施術で、カラダが良くなることと同じぐらい大事にしていること」をテーマにお話しさせていただければと思います。

かずき

カラダが良くなるだけではなく、もっと深いところまで関われたら、と常に考えています

カラダが良くなった先にしたいことは?

僕がカラダが良くなることと同じぐらい大事にしていること。それは「その人がカラダが良くなった先に、何ができるようになりたいか?」を考える時間を作る、ということです。

整体院やリハビリをうけるとき、多くの方が目の前の痛みや不調をなんとかしたいために来院されます。

腰が痛いのをなんとかしたい。

肩が痛くて仕事ができない。

頭が痛くて眠れない…。

もちろん、こういったカラダの痛みを改善することは絶対に大事です。

そのために僕らのようなセラピストがいるのだと考えています。

ただ、それと同時に、痛みが改善するだけの関わりだけではいけない、とも感じています。

痛みや不調は自身の普段の生活や価値観といった、積み重ねから生じている問題です。

そこに向き合わなければ、また同じようなカラダの使い方をしてしまい、同様の症状を体験してしまうかもしれません。

それならばまた痛みが出た時に整体を頼っての繰り返しになってしまう…と感じています。

なので大事なのは、痛みや不調が改善した先に何ができるようになりたいのか?

痛みや不調をなくすために自身とどのように向き合わなければいけないのか?

不調や痛みをなんのために改善させたいかを明確にして行動に移す。

結構大変で負担もかかってしまいますが、不調や痛みを乗り越えて、よりその人が輝くような関わりができたら、と常に考えて関わるようにしています。

強い目標は不可能を可能にする

僕は現在病院で、怪我人や病人のリハビリテーションも行なっているのですが、その中に非常に印象に残っているかたがいます。

その方は60代と病院に来るにしては若い方なのですが、大病を患って半年以上寝たきりになってしまい、僕が関わる時には両足に病気の後遺症が残っている状態、車椅子の乗り移りがなんとかできる状態の方でした。

本人も自分が重病者だと感じてしまっていて、自身の未来に悲観的になってしまっている状態でした。

しかし、カラダを実際にみていくと、足の後遺症は強いものの、自身でコントロールできていたこと、数回の介入でカラダを支える力が安定していることから、リハビリ次第で杖をつきながら歩けるレベルには絶対にいけると確信。

しかし、そのことを本人に伝えても、「自分は重い病気だからうまくいかないと思う…」と、前を見ることが困難で非常に悲観的な状態でした。

このような方の場合、失敗しそうだったり、恐怖心がかかる体験はその人のやる気を削いでしまい逆効果になってしまうと感じたので、状態を説明しながら、本人も受け入れられるゴールを沢山立てながら、少しづつこなして自信をつけられるように関わりを持っていきました。

ゆっくりと関わっていった結果、半年で押しぐるま使用して歩ける状態に。

この状態でも本人は喜んでいたのですが、僕の見立てでは、何も持たなくても歩けるようになるという確信がありました。

しかし、本人の中では支えるものがなければ歩けない…とネガティブに感じている状態。

そこで、今まで通りに歩けるようになったら何がしたいかを本人に問いかけてみました。

かずき

大分歩けるようになってますね!前と同じぐらい歩けたら何をしたいですか?

前と同じぐらい歩けるのなら、好きなアイドルのライブに行きたい!

自分としては不安なんだけど、先生の見立てはどうですか?

と、達成したい目標を伝えてくれた上で、叶いそうかどうかを聞いてくれました。

本人の目標が明確で、さらに達成可能だと感じたので、今の能力を見ると頑張り次第で達成できる事、そのためにやるべき事、課題をしっかりと話していきました。

そこからの本人のモチベーションの上がりは凄く、

家でも歩く時間を作ったり、外出した時も車椅子を使わないといった頑張りが見られるようになりました。

そしてそこからまた半年後、ついに本人も自信を持って支えなしで歩けるようになりました!

前の病院では、寝たきりの姿しか見てなかったスタッフたちがビックリしていたとの事笑

今でも外を自分で歩いたりと、目標に向かって凄く頑張られています。

生きる目標が見つかることで、その人はより輝く

寝たきりの方がしっかりと歩けるようになった。

これは僕が凄いのではなく、本人が自分の目標を明確にして、そこに向かって頑張ったからできた事だと思います。

自分の中の無理だ…と感じていたところを突破する力。それがあったからこそここまで伸びたのだと思います。

これまでリハビリや施術で多くの人と関わりましたが、症状が改善した時にやりたい事、目標があるのとないのとでは、動き方に雲泥の差があるのを実感しています。

僕ら人間は、達成したいことがリアルに感じられるようになるからこそ、頑張れるのだという事を常に感じています。

整体トラスとでは、ただカラダが良くなるだけではなく、その人の生きる目標を一緒に考えながら、その目標を叶えるためのカラダ作りを提供させていただきます。

痛みだけでなく、乗り越えた先の価値観を作成するために。

僕も日々研鑽を積んでいきたいと思います。

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