症例報告

頑張りすぎて体がボロボロに!?リラックスを感じる事の大切さ

沖縄県うるま市で、2025年に疲労改善整体の開業を目標に、毎月沖縄で施術会を開催しています、現在長崎県島原市在住の長嶺です。

ありがたいことに、少しづつではありますが痛みや疲労感に悩まされている方の施術を行わせていただいています。

今回は、症例報告をしていければと思いますので、よろしくお願いします。

不調の原因は生まれ持ったもの?

今回関わらせていただいた方は30代の女性。主な悩みは「肩と首が痛くなる」「目の視野が狭くなっている」でした。

特に目の視野はこの数ヶ月で狭くなっているとのことで、すごく見えづらいとの訴えが聞かれていました。

この方いわく、眼科にいったさいに生まれつき目の血管に問題があり、この問題に関しては諦めているとのこと。

しかし、本当に目の構造上の問題だけで現在の症状が出ているのでしょうか?

確かに、構造上の問題で目が疲れやすい、視野が狭いなどの問題は生じやすくなっているかもしれません。

しかし、ここで「目の構造上しょうがないから…」で話を終わらせてしまうと、目の前の人の問題はいつまで経っても改善しません。

構造上の問題だけでなく、現在の目の使い方や生活習慣にも症状を強くしている要因があるのではないかと考え、しっかりと評価をさせていただきました。

カズキ

生まれつきだけでなく、他の要因も探して改善できるかを確認します!

頑張りすぎるとカラダの崩れに気づきにくくなる

この人のカラダをチェックしていくと、

・目の周りの筋肉に力が入り、目で情報を集めようとしている

・呼吸が浅く、首回りの筋肉に力が入っている

・背骨の動きが悪く、首が背中の動きをカバーしている状態

が見られました。

また、カラダの感覚を感じられるか見ていくと、自分のカラダの感覚を感じられない、頑張りすぎている人が陥りやすい状態になっていることがわかりました。

カラダの感覚が感じられないことで起こる問題は、こちらの記事を参照してください

https://urumatreatment-trust.com/wp-admin/post.php?post=109&action=edit

話を伺っていくと、この数ヶ月で今までしていた仕事をやめ、住む場所も変わり、あたらしい資格を取得するためにPCと長時間にらめっこしているとのこと。このことから、

PCをする姿勢は目を一点集中させるため、目の周囲の緊張を高めてしまい目の動きが悪くなってしまいます。

またPC作業のように、一つのものを見るように集中しすぎると、カラダを興奮させる交感神経のスイッチがオンの状態になります。

交感神経のスイッチがオンの状態になると、呼吸も浅くなり、カラダに入る酸素の量が低下。目の血管はかなり細いため、そこまで十分に酸素が行き渡らず見えにくさの問題につながる…といった悪循環が生まれていると感じました。

カズキ

上記の要因が強いため、施術で見えやすさは変わると判断しました!

まずはリラックスすることから!

環境や仕事の変化といった大きな変化が起きていて、カラダも交感神経が働いている状態で緊張が続いている状態のため、まずは「カラダがリラックスしている状態」を感じられるように介入を行いました。

普段から頑張り、カラダに力が入っている人ほど、自分のカラダの状態に気づくことが難しくなります。

なので、しっかりと全身に感覚を入れながらリラックスさせていきます。

そうしていくと、最初は自分のカラダがどうなっているかわからなかったのが、徐々に自分のカラダの状態を把握できるように。

頚部に関してはマッサージでは緊張が取れなかったので、胸をしっかりと動かしながら、呼吸法を行なってリラックスするように調整。

最後は目から全身をリラックスさせるセルフトレーニングを指導して終了。

首の痛みはなくなり、目の見え方にも大きな変化が見られました。

終了後は「こんなに自分が頑張っていたとは気づかなかった」とのコメントもいただきました。

環境が変わったり、自分ががんばらないといけないフェイズでは自分のカラダに鞭打ってでも頑張る方がすごく多いなと感じます。

もちろん、頑張ることは非常に大切なのですが、それ以上に大切なのはリラックスすることを忘れないようにすること。

リラックス感覚を日々感じられるようになれば、努力が必要な時期でも、少しの休息でカラダが楽になってきます。

今後もしっかりとリラックスの大切さを伝えていきたいと思います。

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