るま市、島原市で疲労改善の整体を行っています。長嶺です。
仕事に子育てに、全てを全力でされている親御さんへ少しでも有益な情報を発信できればと考えています。
本日は、実際に強く疲労を感じたときにしてほしいセルフケアの方法を記事にしたので、よければ参考にしてみてください。
呼吸を意識することの大切さ!
疲れが強いときにやってほしい簡単で効果的なエクセサイズ、それは「呼吸を意識する事」です!
疲れの原因の一つに「呼吸が浅くなり、カラダに十分に酸素をめぐらせる事ができなくなっている」事が挙げられます。
僕ら人間は呼吸をする事で、血液の中に酸素を取り込んで、不必要になった二酸化炭素を外に出し、カラダが動ける様にエネルギーを循環させています。
しかし、カラダが疲れてしまうと、呼吸が浅くなり、カラダに酸素や栄養がうまく送れない、不要になった物質をうまくカラダの外に出せないといった問題が起きてしまいます。
その結果、カラダに必要なエネルギーをうまく循環させる事ができず、呼吸もさらに浅くなり、より疲れが溜まってしまうという悪循環原因になってしまいます……。
そのため、呼吸のエクセサイズを行うことは、酸素を十分に取り込む事ができる様になり、結果疲労感の改善につながります。
大事なのは、吸うより吐くこと!
呼吸が大事なら、深呼吸をたくさんすればいいのかな?
深呼吸はやり方次第では逆効果になります!!
呼吸がすごく大事なのはわかっていただけたかと思いますが、ここで注意点が一つ。それは、「頑張って深呼吸をしない様にする!」という事!
「深呼吸はたくさん息を吸うので、カラダに良さそう!」とイメージしている人は多いかと思いますが、実は逆効果なんです!
呼吸する時に使われる主な筋肉は、横隔膜というところで、胸の少ししたあたりからついているドーム状の筋肉になります
横隔膜が働く事で呼吸が効率良く行われるのですが、ここで注意しないといけないのは、横隔膜はたくさん息を吸おうとすると働かなくなってしまう事です。
息を吸う時に必要なのは、しっかりと息を吐き切る事です。息が吐ききれる事で、新しい空気が自然に入るように横隔膜は活動しています。
その一方で、頑張って息を吸おうとすると、主に首周りの筋肉が働いてしまいます。
首の周りの筋肉が働きすぎると、肩こりや目の疲労の問題につながったり、カラダの緊張を高める神経(交感神経)にスイッチが入ってしまい、結果疲労感の増大や首・肩こりの原因になってしまうことも少なくありません。
深呼吸=空気をカラダにたくさん取り入れる事ができるいい呼吸と勘違いされてしまっているからこそ、注意が必要です。
大事なのは、長く息を吐く事
ではどのような呼吸が疲れを取るの?
ポイントは、息を長く吐く事です!
疲労感を改善するためには、どのような呼吸を意識する必要があるのでしょうか?
それは、「吐く息を長くすること」を意識した呼吸になります。
呼吸において本当に大切なのは、息を吸うことよりも、息をしっかりと吐ききる事なのです。
前述したように、人間のカラダは力いっぱい息を吸うよりも、肺の中にある空気をしっかりと吐ききる事で、がんばらずに息がスーッとカラダの中に入ってくるようにできています。
呼吸の割合としては、息を吸うのが1秒としたら、息を吐くのは2秒と、1:2の割合で呼吸をおこなっていきます。
慣れないうちは2秒吸って4秒吐いて、を繰り返して、慣れてきたら3秒吸って6秒吐く、と呼吸の秒数を少しづつ伸ばしてみます。
この様に吐く息を意識して呼吸をする事で、
呼吸エクセサイズの効果
・全身の筋肉の緊張がほぐれ、リラックスしやすくなる
・疲労感が取れ、カラダが快適になる
・イライラが改善しやすくなる
・睡眠の質が良くなるので、より疲れが取れやすくなる
といった効果があるため、カラダのケアにはすごく重要なエクセサイズとなります。
呼吸を意識するだけでも、疲労感が改善する事はよくあるなと自分自身も体感しているので、ぜひ呼吸エクセサイズやっていてくださいね♪