うるま市、島原市で疲労改善の整体を提供しています、長嶺です。
今回は、子どもと触れ合う中で大事だと思うことを記事にしました。
子どもとの関わりで大切だと感じていることなので、よければご参考ください。
子どものことをもっと知ろうとする
僕自身、子どもの病院や運動教室で子どもたちと関わったり、何より自分の子どもと関わる中で、大切にしていることがあります。
それは、「子どもが何を伝えたいのかを感じ取ろうとする」ことです。
子どもがいうことを聞いてくれない…
急に子どもが怒り出す…
自分のいうことを聞いてくれないことにイライラしてしまう…。
子育てをする中で、上の様な悩みは絶対に出てきます。
もちろん、しっかりと子どもを叱りつける事が必要な場面も絶対にあります。
「子どもが何を言おうとしているのか感じ取ろう」なんて書いている僕も、絶対に聞けている訳ではないと思うし、いうこと聞かずにわめいている自分の子どもに怒ってしまうことはあります(その度自己嫌悪ですが…)
それでも、相手が何を伝えようとしているのかを知ろうとすること、親を困らせたくないことを知るだけでも、子どもとの関わり方はまた変わってくるのではないかなと考えています。
言葉以上にカラダが教えてくれるもの
僕ら人間が話す言葉は、必ずしもその言葉通りの内容ではありません。
その言葉の背景には、自分の価値観や暗に伝えたい事がたくさん含まれています。
少し余談になりますが、僕が施術などで人に関わるときに感じるのは、みんな自分の本当に考えていることを隠している人が多いということ。
言葉ではこう言っているけど、表情や声の抑揚、身振り手振り、空気感…。言葉ではない要素からも、本当に伝えたいことが伝わってくる事がとても多いと感じています。
そして何より、話している本人は、自分の気持ち通りに素直に話しているかわかっていない人が多いのです。
隠したくて隠しているわけではない。だけれど、自分の不安に感じている部分、価値観のコアにあたる部分は誰にも攻撃されないように無意識で守ってしまう。
その結果、自分の本心を上手く表出できない、自分の思いを具体化できない人になってしまう事を感じています。
もちろん、相手の言葉を深読みしすぎてこじれてしまう事があるため、疑いすぎるのは要注意なのですが、それでも、言葉で伝えられない、もしかしたら自分でも気づいていない無意識の想いが、人のコミュニケーションにはたくさん含まれています。
自分で気づかない気持ちや想いがあるからこそ、人に自分の想いや気持ちに気づいてもらう様にコンサルやカウンセリングの様な仕事が大切なのだと感じます。
子どもは大人以上に言語化が難しい
この様に、大人でも言葉にできない想いやマインドがあるのが当然なので、子どもが十分に大人の様に自分の気持ちを伝えられるわけがありません。
脳もまだ未成熟なので、大人よりも上手く言葉にする事もできなければ、自分の気持ちを思考で押さえ込むこともできません。
自分が伝えたい気持ちや言葉があるけど、上手く伝えられない…どの様にしたらいいのかわからない…。
上手く伝えられないからこそ、行動や態度でその思いを伝えようとしているのです。
うまく伝えられない結果、暴れたりする一見すると問題行動にしか捉えられない行動をする子もいます。
大人からすると、言うことを聞かないやっかいな子どもと認識されてしまうかもしれません。
もしかしたら、「発達障害」などの病名を付けられてしまうかもしれません。
しかし、実は子どもが自分の訴えを聞いてほしいがために問題行動を起こしていた、というケースは非常に多いように感じています。
自分の話を聞いてほしい……
どうしたらいいかわからない……
なぜかイライラしてしまう……
その子その子で伝えたいことは違いますが、何かしらの自分の気持ちの表現で行動を起こす子が多くいます。
なので、子どもの行動や態度を頭ごなしに怒るのではなく、この子は何を伝えたいのだろうかということを知ろうとする事がすごく大事だと考えています。
大人が元気になる事が子どものためになる
子どものことを知ろうとしてほしい。その子の訴えを聞く事ができれば、大人もイライラしないで済むし、子どもも親への信頼が高まると感じているのですが、大人が子どもになかなか向き合えない現状があるのも痛感しています。
大人は大人で、家のことや仕事などで1日中気を張っていて、心身疲れている方が多いなかで、子どもの言葉にならない気持ちを知ろうとする余裕はさすがに持てないよな、ということも感じています。
だからこそ、僕は親がまずは元気になってほしいと考えています。心身が健康な状態に維事ができれば、心に余裕が生まれます。心に余裕が生まれたときに、初めて子どものことを知ろうとする余白が生まれてくるからです。
まずは日々頑張っている大人の心身が良くなる事が、子どもとの関わり方を変え、結果子どもの行動が大きく変わることにつながると考えています。
完全に知ろうとすることはしなくてもいいけど、言葉にできない自分の思いを子どもは全身で表現しているということを知る。それだけでも、明日からの子どもとの関わり方はまた変わるのではないかなと思っています。