カラダのこと

健康のための運動はヨガor筋トレorランニング?運動を行うにあたって大切なこと

沖縄市で疲労改善整体を行っています、理学療法士の長嶺です。

沖縄に帰ってきて早くも1週間、お客様の施術を行わせていただいたり、各種手続きを行ったりするなどしていると、時間がびっくりするほど流れるのが早くてびっくりしています。

今回のブログでは、よくお客様や知り合いから、「どんな運動をした方がいいですか?」とコメントをもらうので、その回答を記事にしたいと思います。

結論から言うと、「偏らずに、今自分に合っている運動を継続することが大事」だと考えています。

かずき

これまでの経験から、いろいろお伝えできればと思います!

一つの運動にとらわれない方がいい理由!

先日、専門学校の同期が早朝ランニングを行っているとのことだったので、朝の5時前に起きて参加してきました。

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すごく綺麗な朝焼け!と感動していたのですが、ランニングなるものを本気でしたのは10年ぶりぐらいの僕。

すぐに疲労を感じて、最終的にはバテバテでランニング終了しました笑

それでも久しぶりに走るという刺激をカラダに入れるのは非常に楽しく、週1ぐらいで参加したいなと考えています。

今回ランニングではボロボロだった僕ですが笑、じゃあ普段運動していないかと言われると、そんなわけはありません。

僕自身、お客様に運動を処方する身なので、色々な動きを毎日カラダで実践しています。

そのおかげか、カラダの痛みもここ10年近くは出たことがありません。

なので、カラダのコントロールや快適にカラダを使うことに関しては動ける方だという自信があります。

そんな僕でも、何年も持久力をやしなうランニングをやってこなかった結果、体力がめちゃくちゃ落ちているという結果になってしまっているのでした。

逆に、クライアントさんの中には、ランニングを毎日行っているにも関わらず、痛みや不調に悩まされている方も少なくありません。

筋トレでも同様です。

筋トレを続けて理想のボディラインになることができた。しかしその反面痛みや心身の不調に悩まされている方もいらっしゃいます。

一つの運動にこだわりすぎると、その運動で取り入れられない部分が落ちてしまうことはよくあることなんです。

カラダのコントロールを求めすぎて、ヨガのポーズが取れなくなった!

一つの運動にこだわりすぎて他のことができなくなった経験は、僕自身色々な場面で感じています。

特に感じていたのは、自分のカラダのコントロールをあげようと細かい運動を行っていた時期でした。

すごくゆっくり、小さく動くことで、体のコントロールを高めて、快適に動けるようになる。

数年前は小さな動きにこだわり、とにかくコントロールをあげることを意識した運動をずっと行っていました。

もちろん、体のトラブルを改善させるにあたって、小さく動いてカラダをコントロールすることは非常に大事です。

クライアントさんにもはじめはゆっくりとした運動を行ってコントロールを高める体操を行っていきます。

しかし、その動きばかりを探求して数年経った時、以前よりもヨガのポーズ(アーサナといいます)がうまく取れなくなっていることに気が付きます。

具体的に言うと、腕でカラダを支えた状態で足をあげる、といった、筋力もしっかりと使うポーズがうまく取れなくなっていました。

単純に今までが筋力だのみでポーズをとっていた、という事だとも思いますが、その時感じたのは、人間って必ずしも楽な状態だけで動いているわけではないよなという事でした。

僕たちはその場の環境やタスクに応じて体の使い方を変える必要があります。

普段カラダを緊張させずに快適に過ごす状態も大切だし、

遠くのものを取るときにカラダを痛めずに取る使い方も必要になります。

重いものを持ったとき耐えられる筋力が必要になる時もあれば、

スポーツの現場では当たり負けしないフィジカルが必要になる時もあるでしょう。

いろいろな場面、環境でカラダの使い方を適切に変えられる状態がカラダを楽に動かせられる状態なんです。

なので、体のコントロールを極めようとすると、体力や筋力が落ちる可能性があるし、

筋力だけ鍛えても、体のコントロールがうまくいかなければカラダを痛める原因になってしまいます。

その人にあった、運動経験を体感させる

僕がクライアントさんに運動を提供する時は、その人に必要な強度で運動を処方するようにしています。

最初の頑張りすぎてカラダがガチガチのときには、カラダがゆっくりと緩むようにゆっくりと動く…

ある程度カラダがゆるんできたら、より色々なストレスに対応できるように少し激しめに動く…。

その人にあった動きを入れていくことで、より体は快適に動けるようになります。

一つの運動メソッドにとらわれずに、いろいろな経験を体に取り入れていくことで、できることの幅が広がっていくのです。

そして、人によってどの運動を行うことが大事かは変わってきます。そして体のプロに見てもらわないと、どの運動がいいかは選べないのではないかなとも思っております。

僕自身、色々な運動を経験してきたので、いろいろお伝えできることはあるかと思いますので、ぜひ不調なく快適に生活できるようになりたい方はご連絡くださいね。

僕は体力をつけることで体にどのような変化が起こるかの人体実験をしばらく続けたいと思います笑

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